『ワンコがほしい!!!』
ひまつぶしにのぞいたペットショップ。
「里親探し」に出ていた3ワンコのうち、鼻の周りが白い1匹のワンコを抱かせてもらいました。
『この子を下さい!』
そしてこの小さなワンコが、我が家にたくさんの幸せを運んでくることになるのです。

はじめてワンコを我が家に迎えたのだから、用意などしてあるはずがありません。
ダンボールに入ったワンコを実家に預け、あれこれと買出しに出掛けました。

さぁ〜用意はできた、こっちにおいで〜♪
コロコロとした小さなワンコ、とってもかわいい(*^-^*)

名前はなんにする?

ちかぴーが『ライス』って呼んでいる・・・『ライスシャワー』『ライス』らしい。
結婚式でお米を降らせて祝福する儀式『ライスシャワー』『ラ・イ・ス?』
女の子らしくて、いい名前(^-^*)

しかし、ちかぽんの考えは少し違ったようで・・・。
以前『ライスシャワー』という馬が好きだったらしい。
馬が大好きな私達、候補にあがるのはやっぱり馬の名前ばかり・・・。
仕方がないです。
この子の名前は『ライス』に決定です。
その日から『ライス』との格闘の生活が始まるのでした。
ライスシャワーって男の子!


あぁ〜すっきりした。 1日目・・・母親が恋しいのか、夜鳴きをする。
2日目・・・また夜になるとクゥ〜ン、クゥ〜ンと・・・一人じゃさみしいのかな?
3日目・・・いつまで鳴くのだろう?かわいそうだが心を鬼にして朝を待つ・・・。
4日目・・・今日は静かに寝たようだ。あきらめたのかな?
そのうち、一週間もすると夜鳴きをすることはなくなりました。

産まれてまだ1ヶ月・・・それに、母親と引き離されて1週間。
お乳が恋しいのか、それともドッグフードに慣れてないのか、
ご飯を食べないのです。
とりあえずお粥を作ってあげると、美味しそうに食べてくれました。
ってことは、ドッグフードが嫌だったのかな?
そしてその後一年くらいは『鶏肉のリゾット?』で過ごすこととなりました。

さぁ〜て、早くトイレを教えなければなりません。
隠れてあちこちでオ○ッコ、ウ○チをするのです!
しかし、二人とも昼間は仕事に出ているため、
一緒にいる夜しか教えることができません。
そんな中途半端なトレーニングでは、覚えられるものではありませんでした。

そして4ヶ月頃・・・。
ワクチンも無事に済み、お散歩に行けるようになると、
ライスが考え出した結論は『トイレ=お外でする』のようでした(^−^;)

昼間はゲージの中で過ごすため、なによりもお散歩は大好きなライス♪
一歩お外に出ると、
あちこちの匂いをクンクンクン嗅ぎながら、グイグイと走っていきます。
そして、何度も首輪が抜けることがあり、ハーネスを使うことになりました。

この頃から、始まったのです。
途中、すれ違うワンコにはウゥ〜ッワワワワワン!!!と・・・。
今思えば、遊びたかったんでしょうね。

しかしこの後、幾度となくくこの吠え癖に悩まされることになるのです。


あっという間に1年が過ぎ、2年が経ち3年・・・。
あんなに忙しかった日々がウソのように、少しだけ落ち着いたような気がします。
なによりも、病気も怪我もすることなく、立派にたくましく成長してくれました。

4歳を迎えた今、少しは大人になった気がします・・・少しだけね。
しかし、相変わらずウゥ〜ッワワワワワン!!!は健在中〜(´〜`;)
どうしたものか、これだけは治らない・・・。

そんなライスでも『お座り・お手・おかわり・伏せ』は、
1ヶ月もしないうちに覚えました。
もしかして、賢かったのかも知れません。
本当はお嬢様!
今になってようやく気がつきました。
ダメだったのは、ライスではなく、飼い主たちだったことを・・・。