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ボクは幸せになるよ。 ネオはペットショップで、
3ヶ月になろうという時まで、売れ残っていた子です。
ブームが去ってしまうということは、あまりにも悲しいことです。

そんなゴールデンを我が家に迎え入れたのは、
この子が3ヶ月になる1日前の、まだ暑い夏の終わりのことでした。

当時はペットショップの実態などは知ることもなく、
窓越しにいるこの可愛い子達は、愛されているものだと思ってました。
そして、全ての子達が幸せに暮らしていけるものだと・・・。

しかし、現実はそんなに甘いものではなかったのです。
知りたくて知ったことは、知りたくなかった現実でもあったのです。

そのひとつが、ペットショップの姿でした。


ワクチンのため、初めて病院へ連れて行ったときでした。
院長から予想もしない言葉を聞かされました。
『ずいぶん小さいな・・・。』
普通の子より、1ヶ月分体重が少ないというのです。
この時、生後111日(約3ヶ月半)・・・体重は8.82kgでした。

ほんの3週間前、ペットショップでは『この子は手が大きいから、40キロ超えますよ。』
聞かされていただけに、ビックリしました。

続いてこうも言いました。
『ご飯、もらってなかったな・・・可哀想になぁ〜。』
「まさかっ!」と思いましたが、これが事実だったようです。
1度目のまさかででした。

それからでした。
ペットショップの実態を探り始めたのは・・・。
調べていけばいくほど明らかになっていく実態・・・。
悲しすぎて声に出しては言えない、恐ろしい事実・・・。

そして、どこも揃って口にするのは
『ペットショップには、まともな子はいない。』でした。
まさかネオに限って、そんなことはあるはずもないと思ってました。
しかし、2度目のまさかはやってくるのです。
ネオが5ヶ月頃・・・ライスと並んで歩く後姿を見ると、歩き方が違うのです。
腰を左右に大きく振って歩いているのです。
これは、ゴールデンには多い「股関節形成不全」らしき症状・・・。

病院へ連れて行くと
『骨が急激に成長しているためかもしれない。』といわれましたが、
この時、すでに覚悟はしていました。

明らかに症状は出ていたので、無理に検査をしなくてもいいとは思いましたが、
これからのためにも、知っておきたいと思いました。
知っておかないといけないと思ったのです。

極度の病院嫌いなネオ・・・。
まずは病院に慣れることから始めましょう。ということで、
2005年11月から「病院克服作戦」を実行しました。
これは「何もしない、ただおやつだけを食べに行く!」っという
「究極のうまうま大作戦」
でした。

通い続けること8ヶ月間で34回・・・これ以上は克服できないだろうとの結論から、
2006年7月・・・本犬納得いかないまま検査をしました。
長い長い道のりでした。

結果・・・明らかに「股関節形成不全」であることが判明しました。
ちびネオ。
 
みんなが幸せになれますように・・・。ここでも言われました。
『ペットショップには、まともな股関節を持った子はいない・・・。』
この子達は愛されて生まれてきたわけではないのです。
人間が得をするようになっている・・・結局は、ビジネスなのです。
ここにきてやっと実感しました。

ガラス越しにいる仔犬・仔猫は可愛いです。
店の人は優しく声を掛けてきて、気安く抱かせてくれます。
血の通った人間・・・そのぬくもりを感じると、連れて帰りたくなります。

しかし、ちゃんと躾ず大きくなってしまうと、
手に負えないと簡単に捨ててしまう人がいることも事実です。
ペットショップだけではありません。
ネットオークション・WEBショップでの生体販売も同じことです。
中には、悪質なブリーダーの利益につながることもあるのです。

「生体展示販売反対」にはもちろん賛成です。
しかし「生体展示販売では買いません」に、私は答えを出せずにいます。

あの子達には、罪はないのです。
愛されず生まれてきたのかもしれません。
それでも、愛され幸せになる権利はあるのではないのでしょうか。


もしあの時会わなければ、今頃ネオはどうなっていたのでしょう。
3ヶ月を過ぎた子の運命は・・・。
悲しいけど、ペットショップとはそういうところだったのです。
2005年2月末、このホームセンターは閉鎖になりましたが、このペットショップ(医院)は各地にあり、
ネットで検索すると、自ら「日本最大級の動物病院」だと書いてあることに驚きました。
何の知識もない人間が、無責任に生体を販売する・・・。
このようなペットショップが、少しでもなくなることを願って止みません。