ワクチンのため、初めて病院へ連れて行ったときでした。
院長から予想もしない言葉を聞かされました。
『ずいぶん小さいな・・・。』
普通の子より、1ヶ月分体重が少ないというのです。
この時、生後111日(約3ヶ月半)・・・体重は8.82kgでした。
ほんの3週間前、ペットショップでは『この子は手が大きいから、40キロ超えますよ。』と
聞かされていただけに、ビックリしました。
続いてこうも言いました。
『ご飯、もらってなかったな・・・可哀想になぁ〜。』
「まさかっ!」と思いましたが、これが事実だったようです。
1度目のまさかででした。
それからでした。
ペットショップの実態を探り始めたのは・・・。
調べていけばいくほど明らかになっていく実態・・・。
悲しすぎて声に出しては言えない、恐ろしい事実・・・。
そして、どこも揃って口にするのは
『ペットショップには、まともな子はいない。』でした。
まさかネオに限って、そんなことはあるはずもないと思ってました。
しかし、2度目のまさかはやってくるのです。
ネオが5ヶ月頃・・・ライスと並んで歩く後姿を見ると、歩き方が違うのです。
腰を左右に大きく振って歩いているのです。
これは、ゴールデンには多い「股関節形成不全」らしき症状・・・。
病院へ連れて行くと
『骨が急激に成長しているためかもしれない。』といわれましたが、
この時、すでに覚悟はしていました。
明らかに症状は出ていたので、無理に検査をしなくてもいいとは思いましたが、
これからのためにも、知っておきたいと思いました。
知っておかないといけないと思ったのです。
極度の病院嫌いなネオ・・・。
まずは病院に慣れることから始めましょう。ということで、
2005年11月から「病院克服作戦」を実行しました。
これは「何もしない、ただおやつだけを食べに行く!」っという
「究極のうまうま大作戦」でした。
通い続けること8ヶ月間で34回・・・これ以上は克服できないだろうとの結論から、
2006年7月・・・本犬納得いかないまま検査をしました。
長い長い道のりでした。
結果・・・明らかに「股関節形成不全」であることが判明しました。 |
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